いじわるとは
さきこさんとのやりとりの中で湧いてきた
わたしが持っている「いじわる」の設定と、
さきこさんが持つ「いじわる」の設定の違いを
ノートにつらつら書き出してみたら、
いろんなことが出てた。
わたしはなんで
自分をいじわるだと思ってるんだろう?
女子と遊ぶより
男子と遊ぶほうが楽しかったよなー。
うじうじするのが性に合わなくて
言いたいことなんでも言ってよなー。
成績もよかったから
先生にもよく褒められてたよなー。
同級生の女子に頼られていたし、
わたしもそれにこたえなきゃって
はりきってたよなー。
そしたらいつのまにか
「あの子にあんなことされた」とか
「あの子にあんなこと言われた」とか
自分で言えないことでも
わたしに言えばなんとかなるとか
なんとかしてくれるだろうみたいな
空気ができあがっていて、
わたしはわたしで
正義の味方なんだから
何をしても許されると思うようになって。
そんなふうに
「いじわる」と言われた
いちばん遠い記憶まで遡ってみると、
わたしはその頃から自分の素材を
間違えた方向に使っていたんだって
気づいたんです。
間違えた方向に使っていたから
「いじわる」になった。
上手く使えていたら
「仮面ライダー」か
「ゴレンジャー」にでも
なっていたんだろうか。
そう思うと
どんどん魂が癒えていく。
そもそも
いじわるじゃなかったんだ。
いや、そうじゃなくて、
いじわるはダメなものじゃなかったんだ。
悪いものと言われている
世間の声をわたしが指針にしていたから
苦しかっただけだった。
さきこさんは、
わたしとのやりとりの中で
「いじわるは悪いことじゃないですよ」って
S気質やM気質を喩えにして
わかりやすく話してくれたのですが
それは漫才で喩えると
ボケとツッコミとおんなじだわ!
どっちがいいとか悪いとかではないんだとわかると
「わたしはいじわるだ」ということも
素直に認めて受け入れることができた。
わたしは
事あるごとに旦那さんに対して
いじわるな感情を抱いたり、
いじわるなこと言ったり、
いじわるな態度を取ったりしてて
自分でいじわるしてるのに
そんな自分を見るのがいやで、
いじわるさせるあんたが悪い!とまで思って
そんな自分をダメだと責める。
自分を責めるって
ほんとに苦しい。
自分のいちばん身近にいる
自分という存在に責められるって
ほんとに苦しい。
わたしはずっとこの苦しみが何なのか
気づかないまま繰り返してきたんだけれど、
いじわるは悪じゃなかったって心底思えたら
自分を責める自分がいなくなって
やっと魂が癒えた。
自分の否定したくなるところや
受け入れにくいところって
自分だけの大事な素材かもしれない。
自分を責める方向に
エネルギーを使わずに、
自分が心地よく感じる方向に
エネルギーを使えるようになりたいね☺︎
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