自分を愛するということ Ⅱ
もうちょっとだけ
具体的な話。
恋愛だけじゃなくて
子育ても、人づきあいも
みんなおんなじ。
「記念日に何かプレゼントするから
我慢して」とか
「なんでも好きなもの買ってあげるから
言うこと聞いて」とか
「ランチごちそうするから
機嫌、直して」とか
これ、イヤでしょ。
愛じゃないでしょ。
でも、自分のこととなると
途端にわからなくなって、
わたしはずっとこれを自分にしてた。
エステに行ったり
五つ星ホテルに泊まったり
高級フレンチを食べたりするのが
この上なくしあわせで、
それだけで満たされるなら
それでいいんだろうけど、
わたしはそれだけでは満たされなかった。
何を買っても 何をやっても
心はスカスカしてて不足のまんまで、
また次の新しい何かを求めるという
魔のループにはまっていることにも
気づかなかった。
そんな一時の快楽で
自分の不足をごまかすような生き方よりも、
状況や状態に左右されないで
どんな時も安心して
満たされる自分でいたかったから、
自分は何が好きで 何がうれしくて
何を大事にしていて 何が苦手で
何に傷つき 何に心を痛めるかを
丁寧にちゃんと見た。
そうしてきたから今、あの頃よりも
何倍も何十倍も自分を大切にできている。
がんばるのは、
状況をコントロールしようとすることじゃなくて、
「わたしはこれが好き」
「わたしはこれが苦手」と
自分が感じている気持ちを知るほう。だよ。
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