叶えたかった夢が叶った日
日本は海に囲まれた国だから
都会に住んでいても
2〜3時間ほど車を走らせれば
水平線に沈む夕日を見ることができる。
だけど
なんにも障害物がない
180°の地平線に沈む夕日は、
都会に住んでいると
なかなか見ることができなくて
いつか
広大なサバンナで
地平線に沈む夕日を見るのが
ずっと夢だった。
その「いつか」が
予想もしない形で叶ったのは、
去年の春、東京から帰る飛行機の中。
それは
サバンナではないけれど、
窓から見える視界の180°すべてが
雲でできた地平線だった。
雲と雲のあいだに見える
言葉にできないぐらいの美しい夕焼けの色は
わたしがずっと見たかった世界で、
わたしが叶えたかったのは
アフリカ旅行じゃなくて、
180°の地平線に沈む夕日を見ることだったと
はっきりと気づいた。
それからは
夢を叶えるのがむずかしくなくなって
すでに叶っている夢があることにも
気づくことができるようになった。
夢を叶えるって
行動そのものを指すのじゃなくて、
叶ったときにどんな世界を見たいのか
何を感じたいのかを知るといい。
願いごとをするときは
これも忘れずに。
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