わたしはあずきじゃなかった
何も生み出さないわたしは価値がない。
収入がないわたしは価値がない。
何のスキルも資格もないわたしは価値がない。
子どもがいないわたしは価値がない。
太ってるわたしは価値がない。とか、
多くの人が何にでも価値をつけたがる。
わたしもずっと
それはふつうのことだと信じていたから、
自分の価値が少しでも上がるように
足りないものを補うようにして生きてきた。
そしてある日、気づく。
人の価値も株とかFXとか
外国為替みたいに変動するの?
暴落とか高騰とかするの?
わたしはあずきか?って(笑
そのままのわたしには価値がないって
自分でそんなふうに思っているから、
株価や為替のチャートから目が離せないように
自分やまわりをつねに
見張ってるんじゃないの?って。
目に見えるわかりやすい何かと
自分の価値をつなげていると、
その何かが見つからなかったら
自分には価値がないことになる。
そんなの嘘です。
価値がないなんて嘘。
目に見える外側の何かと
自分の価値をつなげているときに感じる
謙虚さや 奥ゆかしさや 慎ましさは
晴れやかなものではなくて、
心がザラつく感じがする。
このザラつきが体感覚。本当のこと。
わたしはあずきじゃなかった(笑
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