わたしのお金の使いかた
「お金が好き」とか
「お金ほしい」って思うのは
物質としての''紙幣''そのものを
額に入れて絵画のように眺めたり
コレクションしたいからじゃない
というようなことを
さきこさんはブログやInstagramなんかで
何年もずっと発信してくれていて、
「そう、そう!ほんとにそう!
お金は使ってなんぼ!」って
さきこさんの発信に触れるたび、
「さきこさんとおなじだから
わたしは大丈夫!」って
何にも考えずにお金を使ってたけど、
わたしの「お金を使う」と
さきこさんの「お金を使う」は
アスファルトにできた水たまりと
ワカサギ釣りの穴ほど ちがってた。
わたしの「お金を使う」は
モノを手に入れるためだけの物々交換。
さきこさんの「お金を使う」は
お金を使うことで得られる経験や、
お金で買ったモノと過ごす時間、
そしてそこから生まれる
豊かさや心地よさや快適さとか
いろんなことぜんぶを
感じて味わうためのもの。
さきこさんの継続講座で
このことを丁寧に教えていただいたとき、
言葉にもならなくて
音だけが口からこぼれ出た。ぐへ。
物質としての''紙幣''は
目で見ることができるし
手で触れられるから、
「ある・ない」「増えた・減った」っていう
視覚での認識しか
わたしはできなかったんだ。
ほんとうにほしいのは、
物質としての''紙幣''の先にある
目で見ることができないもののほう。
だけど目で見るものがすべてで
目で見るものしか信じない世界にいたから
ずっと気づけなかったんだ。あぁ。
ひと晩寝た次の日の朝、
わたしもさきこさんのような
お金の使い方したいって強烈に思った。
そして、
その思いはすぐに
継続講座の課題という形で
さきこさんが叶えてくれた。
わたしが大人になって
はじめて思考を取り払って
自分のためだけに買ったのが、
テネリータのバスタオル。
タオル類は使い捨て感覚の消耗品で、
古くなったら買い替えるものだったから
とくに思い入れもこだわりもなくて
いつも¥1000前後のものを選んでいたけれど、
いつものバスタオルの値段の
10倍ぐらいするバスタオルを
めちゃくちゃザワザワしながら買ってみた。
そしたら
想像以上・期待以上に
バスタオルの概念が覆った!
厚みがたっぷりあるのに
エアリーで柔らかくてふわっふわ。
肌なじみがとてもよくて
ビショビショにならないし、
このままからだに巻いたまま
生活したいぐらい気持ちいい!
そして、
すぐにフェイスタオルと
ピローケースを追加で購入。
夜、お風呂に入ってから
ベッドに入るまでの時間と
朝起きて顔を洗う時間が
めんどうな時間から
至福の時間に変わった。
家中のタオル、ぜんぶこれだといいなー。
子どもたちのからだ、これで拭いてあげたいなー。
どんな人が作ってくれてるんだろー。
買えるお金があるってありがたいなー。
もっと気持ちいいバスタオルってあるのかなー。
財布の中に
買えるだけのお金は入っているのに
「消耗品だから そこそこのモノでいい」
「バスタオルは¥2000まで」って
何の疑問も持たずに思っていたし、
そもそも こんなバスタオルが
世の中にあることすら知らなかった。
世界を狭くして
いろんな経験を避けて
豊かさも心地よさも拒否して
人生をモノクロにしてたのは
ぜんぶ自分だった。
わたしが自分を
そんなふうに扱ってきた。
それがわかったなら、
「どうしたい?」
さきこさんは
ずっとそう問いかけてくれていた。
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