気づくとは癒されること


数日前、
主人と些細なことでぶつかって
イライラしてた時のこと。

次の日 仕事で遠出していた主人が、
娘たちと約束していたらしく
桃とブドウと無花果を
買って帰って来たんです。

娘たちは桃とブドウが好きで
無花果は食べないんだけれど、
わたしは無花果が大好きで
うちで無花果を食べるのは
わたしだけなんです。


でね、
主人が何を考えていたとしても、
何も考えていなかっとしても、
全然別のことを考えていたとしても、
仲直りしようとしてくれたんだ!
わたしが無花果好きなの知ってくれてたんだ!
わたしのことも思ってくれてたんだ!
朝採りの無花果食べさせてくれようとしたんだ!
無花果は美容にいいって知ってくれてたんだ!
わたしの好きなもの、いつも覚えていてくれる!
愛されてるわー。大事にされてるわー。
って受け取ることはできる。



または、
無花果って桃とかブドウより安いやん!
わたしは子どものついでか!
ちょっと!無花果でこないだのケンカ、
無かったことにしようとしてる?
こんなんで済ませられるわけないやん!
無花果なんか買って来なくていいから謝って!
って受け取ることもできる。
 

そしてこの日も
まだ機嫌が直ってなかったわたしは、
冷蔵庫に入ってた無花果を見て
「愛されてるわー。大事にされてるわー。」
なんて少しも思えなかったんです。


主人に対して腹を立ててる時って、
いつも感情が先走ってしまって
立ち止まれないことが多いんですが、
何回も似たようなことを繰り返していると、
「あ、また同じことやってる」って
自覚できるようになってくるんですね。


そして今回、
「あ、また…」と思った瞬間、
胸のあたりのざわつきに気づいたんです。

思い返せばそれまでも
胸がざわつく感覚はあったんだけれど、
怒りの感情のせいだと思っていて
ちゃんと見ることをしてこなかったんです。


その体感覚を丁寧に見てみると、
本当は思いを受け取りたい。
愛されてる・大事にされてると思いたい。
そんなふうに思えないってさみしい。
っていう素直な気持ちが出てきました。


そうやって自分の中に、
そんな気持ちがあることを知ったら、
イライラした気持ちが波が引くように
スーっと消えて落ち着いたんです。


これは、ネガティブな考えを
ポジティブに変えればいいと言いたいのでも、
受け取り方のことを言いたいのでもなく、
自分の本当の気持ちに気づくと
癒されるということを伝えたいだけ。


たったこれだけのことで
こんなに癒されるなんて、
今まで自分の気持ちを
どれだけ見ていなかったのかと
自分に対して申し訳なくなるぐらい。

自分ではなかなか見つけにくい
心の奥にある本当の気持ちを
体感覚はいつも教えてくれていたんです。

頭の声と心の声、
混乱してるかも?と思った時は
体感覚に意識を向けてみて。

体感覚については
もうひとつ書きたいことがあるので
あらためて書こうと思います。





































世界は逆さまに見えていた

目の前にある現実の世界の内側と外側が逆さまに見えているんだとしたら、今、目の前にある現実の世界の内側と外側を入れ替えた本当の世界、見てみたくないですか。世界の仕組みとそれを知って自分の理想の世界を創造するためにわたしが学んできたことの忘備録。

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