どっちも欲しがっていい

久住高原にある
くじゅう花公園で食べた
薔薇のソフトクリーム。


ラベンダーのソフトクリームと
どっちか1つに決められなくて
どっちも買った(笑)
どっちか選べないくらい
どっちもほんとにおいしくて、
またここに来て食べたいなと思った。  

北海道で食べた
ラベンダーのソフトクリームの味は
もう忘れてしまったけれど、
ここのもおいしい。


そして 帰りに偶然見つけた
園内のジェラート専門店で
ダマスクローズのジェラートを発見したときの
エネルギーが空回りしたみたいな感じ。
うまく言語化できないけれど、伝わります?(笑)
伝わって!わかって!お願い!(笑)

ダマスクローズのジェラートが
選択肢にあるのなら、
迷うことなくそれ一択やん!

いや、そういう話じゃなくて。


ふだんの生活の中で、
意識して決めたつもりはないのに
なぜかできているルールみたいなもの
ないですか?という話。


たとえばわたしなら、
ソフトクリームは1つだけ。
2つも3つも買うなんて頭にはない。

ソフトクリームじゃなくても
なんでもいいんだけれど、
お蕎麦屋さんに行って
メニューを手に取ったとき
「どれにしようかな?」
「温かいのもいいけど冷たいのもいいなぁ」とか
「鴨汁もいいけど天ざるもいいなぁ」とか
あれこれ迷いながら1つに絞る。
「お一人様一品まで」なんて
どこにも書かれていないのに。

どっちも買うとか、
どっちも食べるとか、
どっちもオーダーするという選択肢が
今まではなかった。

なぜって
ぜんぶ食べられないのわかっているのに
2つも買うのはダメ。
食べものを粗末にしてはいけない。
残すことはよくないこと。
そんな浪費はしちゃダメ。
が、わたしのあたりまえだったから。


いい大人が
ソフトクリームぐらいのことで
何を言ってるんだって自分でも思うんだけれど、
こんな小さな「あたりまえ」が
自分の世界を創ると知ってしまったら、
たとえそれがソフトクリームであっても
スルーすることはできなくて。

だから ちゃんと
自分の気持ちを聞く。

世の中で正しいとされている
模範解答じゃなくて
社会の常識でもなくて 
他人の目とか全力無視で
なんでも好きにしていいんだとしたら、
ほんとはどうしたい?どんなのが好み?

この時、
反発心や違和感が芽生えるのは
「ほんとはどうしたい?」で出てきた答えを
行動に移さないといけないと
思っているからじゃないかな。

ほんとはどっちも食べたいって
思ったからって
どっちも買わなきゃいけないんじゃなくて、
「どっちも食べたいなら
どっちも欲しがっていい」ということ。

どっちも欲しいと思うことを
自分に許すということ。

欲しいもの片っ端からぜんぶ買うことを
自分に許すということじゃなくて
薔薇のソフトクリームって
どんな味がするんだろう?
ラベンダーのソフトクリームもある!
こっちはどんな味なの?
薔薇もラベンダーもどっちも食べてみたい!
って思ってもいいということ。
そう思うことを許すということ。

こんなふうに文字にすると
「あー。そういうこと。
そんなのいつも許してるわ」って
  思うかもしれないけれど、

ぜんぶ食べられないのわかっているのに
2つも買うのはダメ。
食べものを粗末にしてはいけない。
残すことはよくないこと。
そんな浪費しちゃダメ。
こんな設定を持ってたら、
自分でも気づかないうちに無意識で 
欲しがる気持ち自体をダメなものとして、
気持ちが湧きあがると瞬時に打ち消したり
なかったことにしてること、
けっこう多いんじゃないかと思う。


買うとか買わないとかの行動よりも、
自分の気持ちを知ることのほうが
何倍も何十倍も大事なのに、
大事にできてない人のなんと多いこと!

買っても買わなくても 
どっちでもいいし、
食べきれなくて残しても
粗末に扱うことにはならないし、
感謝してないことにもならないし、
お金を捨ててるなんてことにはならないんです。
9割の縦軸がしっかりしていれば。


わたしも 
さきこさんのもとで
9割の縦軸を学ぶまでは、
自分のほんとの気持ちを見るなんて
ちゃんとしたことなかった。
子どもたちが小さい頃は
自分の気持ちより
社会の常識を優先させていた。


また今度来たときに食べようね。
いつも食べられなくて残すでしょ。
食べもの残したらバチ当たるよ。
おなか痛いって泣いても知らないから。
そんなに食べたら虫歯になるよ。
わがまま言うなら連れて来ないよ。
って、子どもたちにふつうに言ってた。

買ってあげられないことに対する
幻の後ろめたい気持ちも含め。


残さず全部食べるなら買っていいって、
それ 罰ゲームだし。

また今度来た時に買ってあげるって
今度来るの何年後? 行く行く詐欺やん。

お腹こわすからダメって、
それこそ 残せばいいし。

バチ当たるって
子どもにそんなこと刷り込んでる
親のほうがバチ当たるよ。

わがまま言うなら連れて来ないって
それ、脅しやん。

って今は思う。



子どもの素直でまっすぐな
どっちも食べたい!という言葉の意味は
「ママ、薔薇ってどんな味がするの?」
「ラベンダーっておいしいのかな?」
「ママ、知ってる?」
「どんな味がするのか食べてみたいね!」
なんだと思う。


それをまっすぐ聞くことができていたなら、
子どもの食べたい!という気持ちを
もっと大事にしてあげられただろうな。
ほんとだね、
どんな味がするんだろうね。
ママも知らないよ。
食べてみたいよね。
って、言ってあげたかった。

今度はそれを
自分にしてあげよ☺︎
























世界は逆さまに見えていた

目の前にある現実の世界の内側と外側が逆さまに見えているんだとしたら、今、目の前にある現実の世界の内側と外側を入れ替えた本当の世界、見てみたくないですか。世界の仕組みとそれを知って自分の理想の世界を創造するためにわたしが学んできたことの忘備録。

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