五感に集中する

夏の風物詩と言えば、

花火・入道雲・
すいか・夏祭り。

あと、
打ち水・浴衣・
向日葵・朝顔とか。

こういうワードを目にすると、
大人になった今でも
細胞が覚えているのか、
わくわく心踊る感じがします。


中でも風鈴は
子どもの頃から大好きで、
目で楽しむには
涼やかでカラフルなガラスの風鈴。
耳で楽しむのは 
断然、鉄の風鈴。これ一択です。

鉄の風鈴って
とても清澄な音を出すんです。

あの厳つい見た目からは
想像もつかないほど可憐な音を。

世の中に
これほど見た目を裏切るものって
ほかにないんじゃないの?って思うほど。

そして
裏切られるのは見た目だけじゃなくて、
耳をすませてじーっと待っていると
なかなか鳴ってくれないのに、
あきらめて側を離れた次の瞬間、
チリンチリンと鳴る。

あれ、ぜったい故意だわ。
完全に遊ばれてるわ。と、いつも思う。

わたしの中で、
風鈴とは=待っていると鳴らないもの。
という設定ができつつある(笑)


わたしたちの
からだに備わっている
5つの感覚器官。

この五感を使って
「感じる」という行為を
丁寧に自覚的にすることは、
ヒーリングとおなじ効果があります。

よりよく生きるのに必要がない思考も
シャットアウトしてくれます。

取り戻すことができない
過去の後悔の再現VTRや、
来るか来ないかわからない
未来の不安の妄想劇場から、
「今、ここ」に意識を戻してくれます。

だから 使おう。
集中しよう。


コンサートホールで
オーケストラが奏でる曲を聴かなくても、
シンギングボウルの演奏会に参加しなくても、

風鈴の音に耳を傾けたり
風の音や波の音を聞いてみたり
雨の音を聞いてみたり
できることは日常の中にたくさんある。


そういえば 昔、昔。

「雨音はショパンの調べ」という曲が
流行ってた。

小林麻美という
アンニュイな雰囲気の
カッコいい人が歌ってたのを
飽きるほどよく聴いた。

松任谷由実が
プロデュースしたんだったか。

久しぶりに聴いてみよう。



















世界は逆さまに見えていた

目の前にある現実の世界の内側と外側が逆さまに見えているんだとしたら、今、目の前にある現実の世界の内側と外側を入れ替えた本当の世界、見てみたくないですか。世界の仕組みとそれを知って自分の理想の世界を創造するためにわたしが学んできたことの忘備録。

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